NotebookLM→Obsidian自動化ツール、
さらに進化しました
v20260522 v2_SingleFile リリース
先日公開した「NotebookLMを知識の自動収集マシンに変えるツール」、たくさんの方にご利用いただきありがとうございます。 毎日自分でも使い続けていると「あれ、これおかしいな」と気になる点が出てきました。 今回は、毎日使うと気になってくる問題を3つ、まとめて解決したアップデートです。
🤔 問題①:自動取得すると「見出し」が消えてしまう
何が起きていたか
NotebookLMのレポートって、ちゃんと「## 1. はじめに」「## 2. 考察」みたいに見出しで構造化されていますよね。
ところが、自動化ツールで取得してObsidianに保存すると、なぜかこの見出し(##)が全部消えてしまっていたんです。
手でコピー&ペーストすると残るのに、自動化ツールを使うと消える。これは…本末転倒ですよね。
なぜ消えるのか(難しい話ぬきで説明します)
実はコピーボタンを押したとき、クリップボードには2種類のデータが同時に保存されています。
❌ テキスト版(以前の取得方法)
文字は残るが、見出し等の構造情報が消える
内容テキスト...
✅ HTML版(v2の取得方法)
見出しの構造情報がそのまま保持される
内容テキスト...
手でCtrl+Cすると「HTML版」が使われるので見出しが残ります。でも旧バージョンのツールは「テキスト版」しか読んでいなかった。だから見出しが消えていたんです。
✅ 解決:「HTML版」を読んでMarkdownに変換するよう変更しました。
自動取得でも見出しがバッチリ残り、手でコピーするより、むしろきれいに保存されます。
テーブル(表形式データ)の崩れも同じ原因だったので、あわせて修正しています。
🤔 問題②:チャット回答とレポートが別ファイルに分かれていた
何が起きていたか
以前のバージョンでは、1回のセッションで2種類のファイルが生成されていました。
❌ 旧バージョン(2ファイル)
↑ チャット回答だけ
2026-05-22 音声メモ_レポート.md
↑ 全レポートまとめ
「あのセッションのブリーフィングどっちのファイル?」と迷う
✅ v2_SingleFile(1ファイル)
↑ チャット回答+全レポートが
1ファイルに統合
1セッション=1ファイル。開くファイルを迷わない
✅ 解決:チャット回答と全レポートを1ファイルに統合。
上からチャット回答 → ブリーフィング → ブログ投稿 → おすすめ、と流れで読めます。
🤔 問題③:レポートの順番がバラバラで出てくる
何が起きていたか
NotebookLMのStudioレポートには出てくる順番があるはずなんです。
「ブリーフィング(概要まとめ)→ ブログ投稿 → おすすめ①②③...」
でも自動取得すると、ブログ投稿が最後に来たり、順番がバラバラになっていました。
なぜバラバラになるのか
NotebookLMのライブラリ画面、実は「最後に作ったものが一番上に来る」設計になっています。
生成順は「ブリーフィング → ブログ → おすすめ」なので、ライブラリ上では逆順で並んでいます。
ツールがそのままの順番で読み取るので、ファイルに書き込まれる順番も逆になっていたんです。
✅ 解決:読み取り後に順番をひっくり返す処理を追加。
常に「ブリーフィング → ブログ → おすすめ×N」の順番で保存されるようになりました。
さっそくダウンロード
Windows専用 / インストール不要 (.exe)
前バージョンからの移行はEXEを上書きするだけです。
ダウンロード・使い方の詳細は ツール配布ページ をご覧ください。
v20260522 変更点まとめ
| 問題 | 解決策 |
|---|---|
| 自動取得すると見出し(#)が消える | HTML版クリップボードを読む方式に変更 |
| テーブル(表)が崩れる | HTML解析方法を刷新・セルバッファ方式に |
| チャット回答とレポートが別ファイルに分かれる | チャット+全レポートを1ファイルに統合 |
| レポートの順番がバラバラ | ブリーフィング→ブログ→おすすめの順番に固定 |
次のv3_Advancedでは…
ObsidianのDataview機能と組み合わせて、溜まっていくレポートを「評価・検索・再活用」できる仕組みを実装予定です。 生成されたレポートに★評価をつけて、良いプロンプトパターンを自動的に蓄積していくナレッジベースに進化します。
📄 デュアルファイル出力
セッション目次ファイル+個別レポートファイルを自動生成
⭐ YAMLフロントマター
rating / highlight / memo でDataviewから評価・検索
このツールは、Kando Inspire Factoryが自社のコンサルティング業務でNotebookLMを活用する中で開発しました。
「使えるAIを、自分たちで作る」という姿勢で、中小企業のAI活用を支援しています。